「ジュラシック・パーク」絶滅恐竜、驚異の復活と恐怖の暴走!

ジュラシックパーク/タイトル

こんにちは、皆さん!久しぶりに「ジュラシック・パーク」を観返し、改めてスピルバーグ氏の作品の素晴らしさを体感しました。

恐竜が画面に現れた瞬間の圧倒的な存在感、島に漂う不穏な空気、そして科学の進歩がもたらす希望と危うさ。いずれも1990年代の作品とは思えないほど鮮烈で、今の時代に観てもまったく色褪せない作品です!

本作は単なるパニック映画ではありません。恐竜たちの迫力に心を奪われながらも、人間の欲望や傲慢さが引き起こす悲劇に胸がざわつき、生命の尊さと自然への畏敬を語りかけてくる作品です。

本記事では、そんな「ジュラシック・パーク」の感動と、恐竜と人との関係がどのように進化していくのか、その先の未来が描かれたシリーズについても掲載しています。

目次

「ジュラシック・パーク」予備情報

「ジュラシック・パーク」は、1993年のアメリカのSF映画(原題:Jurassic Park)。
科学者たちが絶滅した恐竜を現代の技術で復活させ、孤島に観光用のテーマパークを作ったのですが、予期せぬ事故により恐竜が暴走し人を襲い始め、スタッフたちが生き延びるために奮闘するサスペンスに満ちたストーリーです。

【スタッフ】

監督:スティーヴン・スピルバーグ
脚本:マイケル・クライトン、デヴィッド・コープ
原作:マイケル・クライトン
VFX:インダストリアル・ライト&マジック、ティペット・スタジオ
 VFXスーパーバイザー:デニス・ミューレン
 恐竜スーパーバイザー:フィル・ティペット

【キャスト】

サム・ニール、ローラ・ダーン、ジェフ・ゴールドブラム
リチャード・アッテンボロー、アリアナ・リチャーズ

★YouTube「ジュラシック・パーク」Pickup

「ジュラシック・パーク」ざっくりあらすじ

億万長者のハモンドは、絶滅した恐竜を現代の技術で復活させ、観光用テーマパークを作る計画を推進していました。
パーク完成も真近となり、パークの安全性や状況を確認するためテストツアーが実施されます。
参加者として、恐竜研究の権威で古生物学者のアラン・グラント、古植物学者のエリー・サトラー、数学者のイアン・マルコムらが島に招かれました。

ジュラシックパーク/イメージ

ヘリコプターで島を訪れた彼らは、信じられない光景を目にするのでした。
そこには、化石から抽出したDNAやクローン技術で復活させたという恐竜、ブラキオサウルスなどの草食恐竜やティラノサウルス、ヴェロキラプトルなどの肉食恐竜が広大なパーク内を闊歩していたのです。

そんな光景に感動するグラントでしたが、はたして、恐竜を人間のコントロール下に置くことが可能なものかと、不安も感じていました。

ハモンドは、DNA操作により繁殖できないようにしたことで恐竜の数が増えることはないと言うのですが、しかし、その条件を100%保ち続ける事は不可能だと数学者のマルコム博士は指摘します。

とにかく、この夢のようなパークを見れば考えも変わるだろうと、ハモンドは彼らの意見を無視し、ジュラシック・パークを案内するのでした。

その頃、島には巨大な暴風雨が迫り、その嵐は思っていたより早く島へ到達し、視察中のグラントたちは巻き込まれてしまいます。

暴風雨により施設全体が停電に陥り、施設を囲っているフェンスの高圧電流も切れいしまい、肉食恐竜たちが制限区域から外へ逃げ出してしまったのです。逃げ出した恐竜たちは人を襲いはじめ、グラントは子供を含む参加者たちを守りながら恐竜達から逃げ続けます。

ひとまず草食恐竜のエリアに逃げ込んだのですが、そこで彼らはある脅威を目にします。それはDNA操作で繁殖できないはずの恐竜たちの、孵化した卵の残骸でした。それは人の手の及ばぬ自然の摂理と言うべきものか、恐竜たちは既に性転換能力を身に着け、繁殖している証だったのです。

その頃、コントロール棟では他社に買収されたシステムエンジニアのネドラーが機密を盗み逃げ出そうとしていました。しかし、その道筋で、ネドラーは恐竜に出くわし、かぶりつかれて命を落としてしまいます。

グラントたちはやっとコントロール棟に辿り着き、電気を復旧させて外部にSOSを伝達したものの、既にこの施設にも恐竜たちは入り込んでいました。
次から次へと襲ってくる恐竜たち、生き延びるため必死に逃げ奮闘し、犠牲を払いながらもついに脱出に成功、救援のヘリコプターまで辿り着きます。

結果、ハモンドは恐ろしい恐竜パークの危険性を痛感し、生き物たちをコントロールしようとする人間の傲慢さを反省する形で物語は終結に至ることに・・

「ジュラシック・パーク」見どころ・感じどころ

ジュラシックパーク/イメージ

◆恐竜世界サバイバル・アドベンチャー

舞台はサンフランシスコ沖の孤島に作られた恐竜のテーマパーク。太古の恐竜たちが闊歩するフィールド、本物の恐竜と遭遇するシーン、襲いかかる恐竜に怯えるシーン、そのすさまじい迫力にワクワク・ゾクゾクが止まりません。

古代、白亜紀時代の恐竜の血を吸った蚊のDNAから恐竜を再現したという設定が、まさに現代科学の進歩を現すリアリティーがあり、現実に可能な物語に想像をかき立てられます。

しかし、予期せぬ暴風雨でコントロールシステムが停止し、恐竜たちが隔離外へ脱走、人を襲い始めるスリリングな展開に。ツアーの参加者たちは命からがら脱出するというサバイバル・アドベンチャー映画、最後まで息をもつがせず圧倒される時間が続きます!

◆CG+SFX=VFX技術の素晴らしさ

恐竜の表情、質感、細部まで丁寧に作り込まれ、恐竜の生態がリアルに表現されていることに感激!恐竜が本当に生きているかのような映像に驚かされます。

恐竜シーンの多くは、SFX(撮影現場で実際に物理的に作り出す特殊効果)の一つ、アニマトロニクス(機械仕掛けで人形や動物をリアルに動かす技術)を使用し特撮されたようです。
この特撮とCG(コンピュータグラフィックス)を合成しVFX映像に仕上げた本作は、視覚効果賞などアカデミー賞3部門を含む多くの賞を受賞しています。

◆科学の発展の裏にある脆さ・危うさ

素晴らしい技術を駆使し恐竜たちのテーマパークという夢のような世界を創造したはずが、自然の驚異によるトラブルで超危険な場所に一変、暴走し始める恐竜による恐怖の世界へ変貌してしまうというストーリー。
科学の進歩と倫理との対立、自然の摂理に反し人間が生き物の命をコントロールする傲慢さに警鐘を鳴らした作品として評価されています。
傑作娯楽映画でありながら、科学の進歩の裏には脆さ、危うさも伴うのだという深いメッセージ性が感じられます。


◆   ◆   ◆

「ジュラシック・パーク」と「ジュラシック・ワールド」

ジュラシックパーク/イメージ

恐竜映画を見ようとする時、「ジュラシック・パーク」や「ジュラシック・ワールド」という言葉に必ず遭遇し、どれから観ればいいのか迷ってしまうことはありませんでしたか?

これらは恐竜という同じ世界観を共有する一つのシリーズですが、時代や主人公、テーマが異なり、『旧3部作』と『新3部作』そして2025年には続編が公開されました。

できれば、やはり制作された順番に見進めてゆくことが、分かりやすくお勧めです。
以下簡略ですが、制作年代順に掲載、一覧にしてみました。

★ジュラシック・パーク:1993年
太古の蚊のDNAから恐竜を復活させた大富豪ハモンドが、孤島、イスラ・ヌブラル島に恐竜のテーマパークを設立し、オープン前のテストツアーに科学者たちを招きます。草原を闊歩する恐竜たちの姿に最初は皆が感動しますが、途中嵐に見舞われシステム障害が発生、ティラノサウルスやヴェロキラプトルたち肉食恐竜が解き放たれ、ツアーの参加者やスタッフを襲い始めます。
生き残りをかけて脱出を試みるサバイバルアドベンチャー要素を含むストーリー。/監督:スティーヴン・スピルバーグ
YouTube「ジュラシック・パーク」Pickup

★ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク:1997年
恐竜のテーマパークパーク崩壊から4年後。かつて、パークのために恐竜の生育地として利用されていたイスラ・ソルナ島の存在が浮上、その島で恐竜が自然繁殖しているという情報により、島の調査にマルコム博士が再び派遣されます。一方、恐竜を商業利用しようと画策する企業も参入します。
恐竜の調査チームと重装備の捕獲チームは対立するも、双方恐竜に襲われ死傷者を出しつつ逃げ延び、ついに捕獲チームはティラノサウルスの親子を捕獲し都市へ運びこみます。しかし子供と離された親恐竜は大暴走し、港も街も大惨事に。
前作を超える迫力とスリル満点の壮絶なアクションが圧巻!/監督:スティーヴン・スピルバーグ
YouTube「ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク」Pickup

★ジュラシック・パークⅢ:2001年
恐竜が繁殖する島イスラ・ソルナ島は恐竜の自然管理保護区域に指定され、人間は立ち入り禁止となっていました。古生物学の研究費に困窮していたグラント博士は、恐竜を見たいという夫婦の依頼で、ヘリで島の上空を回るツアーガイドを引き受けたのですが、実は、その夫婦はパラグライダー中に行方不明になった息子を探す目的があり、無理やり島に着陸させられてしまいます。
そこには知能が高く俊敏な恐竜ラプトルたちがいて、彼らに追い詰められながら、救出作戦が展開されます。/監督:ジョー・ジョンストン、制作総指揮:スティーヴン・スピルバーグ
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【新3部作ジュラシックワールド

★ジュラシック・ワールド:2015年
ジュラシック・パークの惨劇から22年後、閉鎖されていたイスラ・ヌブラル島に新たな所有者による「ジュラシック・ワールド」がオープンし人気の観光施設となっていました。調教師のオーウェンは「ブルー」と名付けた中型肉食恐竜ラプトルと絆を作りつつ意思疎通を図っていました。
しかしある時、遺伝子操作による新種で凶暴な「インドミナス・レックス」が脱走し、施設を破壊し観客を襲い始めパークは大混乱に。施設側はやむなくティラノサウルスを解放しインドミナスに対抗させます。大型恐竜は死闘を展開し、ブルーたちラプトルもこれに加わり強敵を仕留めることに成功!/監督:コリン・トレヴォロウ、制作総指揮:スティーヴン・スピルバーグ
YouTube「ジュラシック・ワールド」Pickup

★ジュラシック・ワールド/炎の王国:2018年
ジュラシック・ワールド事件から3年が経ち、イスラ・ヌブラル島では残された恐竜達が生き延びていましたが、島には火山噴火が迫り、恐竜達は絶滅の危機にさらされます。オーウェンとその友人たちは、恐竜保護を目的とした団体DPGの援助で彼らの傭兵と共に恐竜たちの救出に向かいます。しかし、その団体は裏で恐竜を軍事目的の兵器として売買する陰謀があったのです。
大噴火の炎と溶岩から逃れつつ、強引に救出された恐竜は船に積まれ、アメリカ本土の地下施設に運ばれます。オーウェンらは彼らの陰謀を阻止するも、最終的に恐竜たちは解き放たれ森や街へ散ってゆきます。ラストは人間と恐竜が共存する世界を予想させることで幕に・・/監督:J・A・バヨナ、制作総指揮:スティーヴン・スピルバーグ
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★ジュラシック・ワールド/新たなる支配者:2022年
前作から四年後、解き放たれた恐竜が繁殖し生息地を広げ、人類と恐竜が共存せざるを得ない世界となっていました。オーウェンとクレアは恐竜の保護活動をしながら山麓で暮らしていました。
巨大なイナゴが大量発生したことを機に、初代ジュラシックパークで活躍した古生物学者のグラント博士らが再結集。イナゴ問題の謎を追い、バイオシン社が企む陰謀に辿り着きます。バイオシン社は利益目的で恐竜を売買し、更に最強の肉食恐竜ギガノトサウルスを生み出していたのです。ブルーも捕獲され、オーウェンらは助け出そうと潜入しますが、待ち受けていたのは壮絶な恐竜バトル。
最終的に恐竜は自然保護区で管理されることになり、ようやく恐竜と人類が共存へ向けて歩み出すことに。別れを惜しむように森へ帰っていくブルーを見送るオーウェン・・/監督:コリン・トレヴォロウ、制作総指揮:スティーヴン・スピルバーグ
YouTube「ジュラシック・ワールド/新たなる支配者」Pickup

★ジュラシック・ワールド/復活の大地:2025年
世界中に解き放たれた恐竜たちは環境に耐えられず、一部の熱帯地域に生息する一部を除き激減していました。遺伝子研究のパーカー・ジェニングス社は、人間の命を救う新たな薬品を作るためとして、古生物学者を中心としたチームに極秘任務を指示します。彼らの目標は、陸、海、空に生息する恐竜からDNAサンプルを回収することでした。
現地でチームは様々な恐竜たちに襲われながらも任務を遂行してゆきますが、更に、放棄された遺伝子研究所で突然変異した恐竜たちの生き残りD-レックスがチームに襲いかかります。壮絶な戦い!チームは無事に生還することができるのでしょうか・・
ミッションは成功するものの、会社の思惑は製薬ばかりではない模様、未来への課題を残したまま締めくくられます。/監督:ギャレス・エドワーズ
YouTube「ジュラシック・ワールド/復活の大地」Pickup

「ジュラシック・パーク」まとめ

はい、太古ジュラ期の化石から抽出したDNAで恐竜を復活させ、恐竜のテーマパークを創造するという壮大な夢を実現した設定が素晴らしい閃きでしたね。まさに現代科学の進歩を現わすリアリティーがありました。

ストーリーもさることながら、CG・SFXを駆使した素晴らしい映像に引き込まれます。恐竜の圧倒的な存在感、太古の風景・空気感、1990年代の作品とは思えないほど鮮烈に表現されていて、今でもまったく色褪せない作品です。

一方で、本作は単なるパニック映画ではなく、科学の進歩の裏には脆さや危うさが潜んでいることを考えさせられる物語でもあり、生き物の命をコントロールするなど、人間の傲慢な部分に警鐘をならすメッセージが伝えられました。

科学の未来、人間の傲慢、自然への畏敬の念、この映画が示すテーマが深く刺さります・・

それでは、またお会いしましょう。Good Luck!

本ブログはSWELLを使用しています
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この記事を書いた人

居所地:日本の中央山岳地域で田舎暮らし
映画・TVドラマ大好き人間
古代ロマン・スピリチュアル小説ファン
Pen name:東岳院展大
Blog nickname:福徳星人

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