天地和楽神社

天地和楽神社

-古神道の源アニミズム-
想いの波動は宇宙意識と共振・共鳴する!

天と地を創られた神々は、産霊(むすひ)という神秘的な働きをもって森羅万象に神霊を宿す万物を産み出しました。

歴史をさかのぼること一万年、縄文の時代、人々の暮らしは自然と共にありました。自然は人々に恵みをもたらす一方、天災で命を奪うこともあります。 大いなる生殺与奪の力を持つ天地自然、山・海・大木・巨石などには神霊・精霊が宿ると信じ、太古の人々は恐れ敬い神として祀り、民族部族が災禍を免れ安寧な暮らしが続くよう祈り、願いました。古神道の源である自然信仰の始まりです。

こうして始まった素朴な祈りの心は、長い歴史を経て壮麗な建物や儀式に彩られ、為政者や教祖といった権力者の道具となってきた変遷があります。

しかしバーチャル空間拡がる現在、現実社会の形態・形式・権力に縛られることなく、個人個人の祈りや想いの波動は空間を飛んで世界中に伝わり、更には宇宙意識と共感・共鳴することも可能な時代です。

過去に消滅した天地和楽神社もこの仮想空間にて復活、天地平穏・人類和楽・萬霊供養の祈りを捧げております。

祈りや願いの一念は宇宙パワーを引寄せる!

未来とは誰にも見えない前人未踏の世界です。私達は時と共にその世界を永遠に突き進むことが宿命づけられています。ならば、間違った道に踏みこまぬよう過去の歴史や体験を基に、魂を研ぎ澄ませ手探りで進むしかありません。

時として人生は山登りにたとえられます。景色の良い平らかな路もありますが、険しい困難な路もあります。霧や闇に迷うこともあり、断崖絶壁に出くわし窮地におちいることもあります。 そのような時、心の支えとなるのはもちろん夫であり妻であり家族でありましょう。それでも、「神様仏様」と、見えない何かにすがり守ってもらいたい、救われたいという気持ちが心の中で働くのではないでしょうか。

「困った時の神頼み」、実に素直な気持ちではありませんか。これこそが祈りや願いの世界であり、見えない魂の世界に通ずる一筋の光といえるでしょう。

「想う一念岩をも通す」と言います。一心一途な想い、祈りの一念は自然界の森羅万象に宿るパワーを引き寄せ、自らの持てる以上の力が発揮できることを如実に言い当てています。

願う心、祈る心、この想念エネルギーは、ある時は切なる願いを叶え、ある時は困難を乗り越える灯台の明かりとなり道を指し示すことでしょう。 そして私達の言葉や行い、想いは時を超えて未来へと続いてゆき、やがては千年万年の伝説となり、全ては大宇宙神霊界へと回帰してゆくのです。

!私達は不安だらけの世に生きています!

この地球という星を過ぎ去った数十億、数千億という魂が常に追い求めてきたもの、それは豊かさと幸福な暮らしでありましょう。私達は知恵を絞り工夫を重ね、今日人々の生活は昔よりはるかに豊かなものになりました。

振り返れば、この長い時の流れの中、私達のご先祖様はどれほどのご苦労をされたことでしょうか? 戦争、厳しい身分制度、人種差別、貧困、そしてまた たび重なる自然災害。抗えぬものに打ちのめされてもなお、再び立ち上がり、何度も復活し、現在の私達に命をつないでくれたのです。

しかし今、 この世はささやかな幸せこそあれ唯物主義に人心はすさみ、自然は崩壊寸前、不安と悲惨な象形が世界中に蔓延し、安心が寄り添う天地和楽の楽園とはほど遠いものになっています。

ロボット、人工知能などのテクノロジーは第四次産業革命へシンギュラリティーへと突進しています。これらが高度な進化を遂げ全ての物事が合理的・省力的に処理され人間以上のすばらしい仕事をするならば、人は労働も勤労意欲も奪われ、いずれ人間の出番は無くなってしまうのではないでしょうか。

!天変地異の秒読みが始まっている!

地震・津波・異常気象・台風・大雨・氾濫・大雪・竜巻・雷・干ばつ・山林火災・病原ウイルス・・・近年世界中のあちこちで異常気象による水害、干ばつ、山林火災、更には地震や津波など大きな天災が起き多くの命が失われています。天地の波動が乱れ荒れているこれらの現象が今後ますます加速し想定外の天変地異が起こらぬかとの危惧さえ覚えます。
人間にバイオリズムがあるように自然界にも天候の周期があるようです。木の年輪や地層から過去の気象が解析されるようになり、数百年ごとに異常気象が発生していることが報告されています。2000年代~は異常気象周期に重なっているそうで大きな自然災害が懸念されるところです。


!命の危険にさらされている!

交通事故・戦争紛争・テロ・難民・飢餓・情報流出・環境汚染・原爆・放射能・陰謀・化学兵器・貧困・不況・・・私達は暮らしの豊かさと引き換えに環境汚染、科学兵器、放射能、交通事故などといった多くの負の遺産も生み出してしまいました。
豊かさを追求するがゆえの経済戦争や国際紛争に否応無く巻き込まれています。文明の恩恵を享受できる者とできない者の格差が増大し世界各地でテロが発生しています。
人々は平和と幸せを願いながらも進歩という名の下に地球を汚し、利欲のためにお互いを傷つけあいながら生きているのが今の世の中です。


!恐ろしい心の衰弱、精神の廃退!

人種差別・人権侵害・暴力・虐待・いじめ・詐欺・精神疾患・薬害・麻薬中毒・孤独死・老後の不安・・・メディアからは事件や事故のニュースが連日のように流れ心を乱します。被害者や親族の気持ちを思いやるとその悲しみの深さはとうてい測ることができません。
特にネット上では軽はずみな言葉や行動が人を傷つけたり重大な事件に発展して、気づかぬうちに加害者になってしまったり、また被害者になってしまうということもあります。善良な人間であればあるほど負う傷は深く、良心の呵責に悩み苦しむ日々が続いてしまうことになります。
恐ろしいほど早く、広く、多くの情報が飛び交うこの時代、虚々実々? 誹謗の渦や誤った情報に巻き込まれることはないと誰が断言できましょうか。ひとえに人々の精神が退廃し、思考回路も唯物化し、清く美しく有るべき魂の一部が損なわれていることの顕れです。

「天地和楽」の世界とは安心が寄り添う世の中

私達が願うこととは?

とかくこの世は悩みや不安に満ちております。「受験で合格できるだろうか?」「就職が、仕事が、うまくいかない」「失業で生活が心配・・」「うだつが上がらない」「子供が不良に・・」「病が治らない・・」「災害が心配・・」「老後が不安・・」など々々。 初詣や観光旅行でも神仏の前で手を合わせ何事かを祈り願う表情は真剣そのものです。
私達の願いは天地が穏やかであり人々が安寧に暮らせることです。 いつの世も私達は願わずにはいられません。

「萬霊鎮まり天地よ人類よ平穏であれ」と。
「亡くなられた人々の魂よ安らかなれ」と。
「神様、仏様、どうかお護り下さい」と。
「ご先祖様、家族仲良く安心して暮らせますように」と。

私達は宇宙の中の一つの分子

微小な分子といえどもこの身には宇宙意識が宿っています。私達は大宇宙神霊の分身であり、分霊(わけみたま)の存在です。
つまり人はその体内に神性・霊性を秘めた尊い魂であり、人は地上の神そのものであると言えます。この故に、粗悪な思いや行いで自らを貶めることがあってはなりません。素朴に、素直に、自らを愛しみ大切にして暮らすことが神のご意思であり、自然と共にゆったりと楽しく生きることが自身の想いであるはずです。まさにこの生き方が人の感覚である六根を祓い清めるものとなります。
祓い清められた心は身体の五臓の神はもちろん、宇宙自然の波動に共振共鳴し、森羅万象八百萬の神々に想いの念が通じるのです。「心身が清らかであり安らかであれば、天地の神々と同じ姿であるのだから、想いや願いが叶わぬことはありません」と天照大神もおっしゃっておられます。

夢や希望のイマジネーションを

まずは良きこと、楽しきことをいろいろ想い描いてみましょう。できることなら少しずつ行動に移してみましょう。自分が楽しければ周りも楽しくなります。

有縁、無縁にかかわらず、日々に優しい言葉、暖かい言葉を使うよう心がけてみましょう。こうした福徳の想念は世の中を明るくしますし、回りまわって自分の人生にリターンしてきます。

イメージができればもう90%実現したも同様です。あとは目標に向かって努力するだけ。想いはきっと叶います!

人生の節目、事故など大きな出来事、失敗や挫折をきっかけとして自らの神性・霊性に気づく方も多くいらっしゃるようです。経験や学びによって少しずつ神性・霊性を意識し、養い、長い人生に幸福を呼び込み、楽しく有意義に暮らして参りましょう。

安心が寄り添う天地和楽の世界。私達には希望があります。

2012.01.01 東岳院 展大

天地平穏・人類和楽・萬霊供養
天地和楽神社