2012年の初夢

今年は太陽の光の恵み、慈悲のありがたさを切に感じる年になりそうだ。

年頭から光による革命的な代替エネルギーの話題で盛り上がっている。

太陽光の電気エネルギー変換はもとより、藻から石油燃料を作り出す技術、水や二酸化炭素から酸素や有用な一酸化炭素を再生する人工光合成技術など、こうした研究が世界的に行われ既に実用化へと進んでいる。

こうした環境技術が日本では特に進んでいる。人工光合成技術はエネルギー革命の本丸だ。経済産業省の支援も決定した。近い将来、本格的にこれらが稼動することになれば、化石燃料から出る有害な二酸化炭素もリサイクルして新エネルギーに。多大な危険を伴う原子力発電も不要となる。

2012年、新しい時代が見えてきた。
環境技術をもってクール・ジャパンは繁栄の道を歩むのだ。
龍神年の年頭の初夢・初イマジネーションである。

ウォータークロック

この星のあらゆるところで大災害が勃発している。
1月のヨーロッパでは気象変動による雪解け水でライン川などが氾濫。2月、ニュージーランドではクライストチャーチの大地震。3月には太平洋沖地震による大津波が日本東北地方を襲う。5月には米ミシシッピー川が氾濫し流域の複数の州が水害を蒙った。6月、中国重慶で半世紀に一度という大雨による大洪水発生。7月、日本紀州半島が台風・豪雨で洪水被害。10月にトルコで大地震発生。タイでは大雨による大規模水害が発生、今も国の半分を覆う広域が水に浸かっている。地域的な中・小規模の災害も数えれば枚挙に暇が無い。

21世紀は「水の時代」と言われている。世界の人口が本日70億人を突破する中、命の水の争奪戦も懸念される時代である。ある古代部族の天文暦の一説では、本年ストーンクロック(石の時代)からウオータークロック(水の時代)に入ったと唱えられている。
さすれば、これからも地球上で水害が頻発するのではないか? 高台に居住地を求める人が増えてきたなど、こんな話題がネットに飛び交うのも災害続きのご時世だからだろう。
しかし、考えてみれば何億年も前から大陸の移動や沈没・隆起・火山爆発・異常気象・洪水などがサイクルは長いが常に起こるべくして起こっているのだ。

これに比べ人類が進歩する周期はあまりにも早く、10年にも満たず経済の発展で村が都市にスピード変身する。自然変動の長期的な周期は考慮に入れられない。大都市の多くは限りなく海抜0メートル地帯にある。これは問題だ。だからといってどうしようもないことも問題だ。

今の無事な暮らしを幸せに思い、毎日を精一杯楽しくがんばって生きていく他はない。

雑草の生えにくい世の中

今の若者はどんな夢を抱いているのだろうか?周りの少年・青年に問いかけるがはっきりした返事は返ってこない。
私達が育った昭和の頃は高度経済成長期で、誰でもがどんな分野にでも挑戦でき、努力しだいで独立・大成可能なムードがあり夢も希望も豊富な時代であった。

今はどうだ。町は大手企業のチェーン店が資本力で全国の市場を圧倒し、個々の商い活動は消滅、資本力の無い者達の起業・独立の余地は全くと言ってよいほど無い。雑草達の生い茂る経済の空き地が無いのである。

国内での経済活性は行き詰っている。資本家は日本の国土を席捲した後、更に活路を求めて韓国へ、中国へ、ベトナムへと漂流を続ける。いったいどこまで流れていくのだろうか。国内での生産空洞化の懸念が高まる。就職難はもっともだし、人々はなかなか望む仕事にはありつけない。

資本主義の結末はこんなものだったのか? 人をただ忙しくさせ、リッチという美名で骨抜きにしてしまう。日本経済のパワー喪失は雑草の生える余地を無くしてしまった結果に他ならない。

今国内には大きな空き地ができた。大震災によってリセットされた東北地域である。復興はすべてのことが一から始まる。夢も志も新たに全国民一丸となって応援していきたいものだ。

とあれこうあれ、雑草としての自分がせめても夢をつなぐのはインターネットの世界だろうか。このインフラの中での商いは資本家も平社員も年齢・性別・経験問わず、すべての人々が一律・平等・対等と格差が無い。直販でコツコツ稼ぐ、あるいはちょっとしたアイディアが化けることもある。なかなかおもしろい世界だ。
さて、次のイマジネーションが湧き上がってきたぞ。

新しい顔

今年も各社からいろいろなスマート端末の新顔が売り出されている。i-phone、i-pad、Galaxy、Optimus pad・・・。
私も仕事上いくつか所有しているが、通信SIMのフリー化が進み通信契約は単数と節約している。屋内では無線LANで事足りるが、外出先でのネットワーク接続は必要に応じてSIMを差し替え、別の機器、つまり別の新しい顔で利用できるのだ。

SIMを差し替えて新しい顔?
そういえば今回日本のリーダーも人が差し替わり新しい顔となった。野田佳彦さん、わりかし地味な方だと思っていたが、党首選挙での3回の演説は比喩に長け人間味あふれるとても好感が持てるものだった。総理としてぜひがんばってもらいたいものだ。
演説に登場した“どじょう”アイテムがにわかに盛況となっているようだ。世の中おもしろい。

秋の足音

外で暮らす虫たちは季節の温度に敏感だ。
お盆を過ぎたら早速、リリリリリ、リリリリリと秋の虫の声が聞こえ始めた。
ギボウシは薄紫の花をつけたまま葉はすでに枯れ色、気がつけば桂の木の葉も少しずつ黄の色に変わっている。
昼間はまだ暑い日が続いているが夕暮れともなれば涼風がたち、そのうち心地よい夜気が部屋へ流れ込む。
天気予報どおり、今年は秋の訪れが早いようだ。

政府もそろそろ季節代わりの模様である。
どんな秋になるのか分からないが、速やかに天高く爽やかな時が来てほしいものだ。

身延山久遠寺へ

早朝、身延山久遠寺へ向かう。家から車で一時間程走る。年に何回か、夢枕に現われた時を機会にお参りに行く。
山に囲まれた境内は広々として静寂、空気が澄み渡っている。白い敷石に沿って歩いていると、突然池の鯉が一匹水面の上に跳ね上がった。びっくり!こんなことは珍しい?早朝の参詣を出迎えてくれたようで気を良くして本殿へ向かう。
漆黒の本殿の階段を上がると既に座敷の扉は開け放たれている。奥には神仏が祭られ金色の祈りの空間が厳粛に広がる。人の気配は無い。しばし瞑想の一時を過ごす。

このお山には多くの信徒学徒の学び舎があり、国難の時代を生きた日蓮聖人の魂を今に伝えている。日本の、世界の、万民の安心安泰を、今は天から見守り導いてほしいと切に願う。
本殿の階端に腰掛け一服、緑の風が実に心地よい。

エネルギーの自給自足

自給自足と言えば、自然水や山菜を頼ったり、自ら野菜を生産したり釣りをしたりと、最低限命をつなぐための自らの活動だ。

機械文明の現代にあっては加えて電気というエネルギーが生活や生計を支えている。これが供給されなくなるとたちまち生活に支障を来し、ビジネスにおいては死活問題となる。

今回の東北関東大震災で痛感したが、いくつかの大きなエネルギー源から皆が電気の供給を受けているので、その源が崩壊したことにより広域で電力が止まってしまった。

災害はいつどこで起きるか分からない。非常時にも困らぬエネルギー対策が必要だ。管総理が国際会議で「2020年には太陽光発電を一千万戸に取り付けたい」と発言されたが、実現可能か否かはべつとして、戸々に自家発電できるということは非常に好ましいと思える。

大震災以降、蓄電製品があちこちから発売されはじめた。太陽光発電による自家製電気も蓄電すれば雨曇りの日でも使えるようになる。そういった中で注目するのは日産のエレクトリックカーリーフだ。家庭用電力で充電する一方、車に蓄電した電力を家庭へ供給する機能も持っている。一般家庭の一日の電力消費量は約10~20kWh、リーフの蓄電池量は24kWhというから、節約すれば1~2日間ほど電気を使用できる。いざという時は強い味方となる。

エネルギーの自給自足、既に技術はあるのだ。性能アップと低コストへの移行が待たれる。 早くっ! 早くっ!

アカシアの雨

5月の連休は園芸作業に明け暮れた。じゃがいもとさつまいもと夏野菜の苗を植えた。ちょうどよいタイミングで連休明けに雨が2~3日続き畑を潤わせた。
折しも咲き始めたアカシアの花に注ぐアカシアの雨である。アカシアの雨が上がった翌日は快晴、澄み切った空にウグイスの声が一段とよく透る。
この時季、車の窓をあけて走ると爽やかな風に乗ってほんのりと品の良い甘い香りが漂う。野山や河原に群生するアカシアの木の白い花房の香りである。
そろそろお田植えの時季、周辺の田んぼでは準備に余念がない。季節は早くも春から初夏へと移りゆく。

世界の果てまで

この春やっとテレビをデジタル化した。これを機にBSチャンネルを見る機会が増えBSファンとなった。
朝は世界各局から流れるヘッドラインニュースで世界の情勢が一目瞭然に分かる。
当然日本で起こっている重大ニュースも他国で放送される。おもしろいのはこの中で他国の人々が日本や日本人をどう見ているのかを逆に知ることができることだ。

BSのもう一つの魅力は美しい映像と音楽である。
一般の観光旅行では立ち入ることのできない角度から、天空から、深海から、地平のかなたまで世界を魅せてくれる。余計な説明はいらない。誘いの音楽は時と距離を超えて魂を覚醒させる。
家に居ながらにして、世界の果てまで、感動と癒しの旅をしているようだ。このような映像を私達に届けるまでにはかなりの時間と労力を要していることだろう。スタッフにエールを送りたい。

ほろ苦い春

遅い春がやってきた。例年だとこぶしや木蓮の開花は3月、桜は4月、続いて桃の花が開く。今年は寒さが長引き全ての開花が遅れた。この辺では4月に入ってから木々の花も野草もみな同時に花開き一気に春がやってきたようだ。暖かい陽の光に鶯の声が美しい。

この時季、旬の食材は多い。新玉葱から始まり、お気に入りのフキノトウの天ぷらやウドの皮のキンピラ、菜花などほろ苦い春の香りは何とも言えない。

大天災に見舞われた被災地の野山にも春は訪れる。世界中からの支援や日本政府の手当てにより復興への道筋も少しづつ見えてきた。企業も国民もそれぞれの立場で復興支援や節電にと努力している。これを機に将来への新たなビジョンによる復興景気で日本中が盛り上がるよう期待したいものだ。

天災は人類への警告

東北関東大震災。連日のニュースを見るに付けあまりの惨状に胸が痛む。
いかに強固な防波堤であろうと、いかに耐震性に優れた家であろうと、大自然の脅威の前には抗うすべなく全くの無力であることを痛感させられた。
更に原発事故による放射能汚染は周辺地域にひたひたと拡がり原子炉の復旧情報に一喜一憂する毎日だ。

現在の便利で快適な生活は原子力の恩恵によるところも大きい。その反面、原子爆弾と隣り合わせでくらしていたのも事実かと空恐ろしさを禁じえない。自らが作り出したもので自らを滅ぼすようなことがないよう祈るばかりである。

今回の事故は原子力発電の危うさを世界の人々に知らしめることになった。これを人類への警告と捉えなくて何としよう。救世の道はクリーンエネルギーがその鍵を握る。

しかし、嵐が過ぎればまた人々は立ち上がり、支えあい労わりあいながら生きるための挑戦を始めるのだ。人間は蟻のようだ。壊されても流されてもまた一から人生を積み上げる。長い月日をかけ新たな文化・文明を再生する。人間に内在するエネルギーはすごい。

被災された方々が国や日本中の人々の応援・支援を得て少しでも早く復興されることを切に願ってやまない。

パラダイムシフトが襲いかかる

失業者の増大、食料の高騰、民衆の不満が世界のあちこちで爆発している。
中近東の国々の政変はネットの世界から民主化の流れを加速させ、仕事を求め食糧の安定を願う人々の暴徒化へと伝播している。

近年の食糧自給の不安定要因は自然災害だけではない。金融・商品投機という妨害により本来の経済の循環が歪められ混乱させられているのだ。

アメリカの覇権によって創られた一大パラダイス、世界秩序は、もはや基軸通貨ドルの失墜と共に風と共に去りぬの先行き感が見える。いよいよドルの大暴落が始まりデフォルトが近ずきつつあるのだろうか? 州単位での分離独立を余儀なくされていくのであろうか? 100年続いたアメリカの栄光はいずれ終焉を迎え新たな旅立ちを始めることになるのではないか・・・。
新興勢力第三世界の台頭により新たな価値観や秩序が求められる時となったようだ。

我国はといえば政権が荒れ、内政・外交遅々として先が見えてこない。来るべき世界体制の変化に臨むことができなければ繁栄の二文字は幻の如く消え去ってしまう。

刻々と近づく大転換の予兆が自然災害と共に訪れつつある・・・。

医食同源

日頃「医食同源」とお題目は並べていたのだが、現実には全く実践できておらず生活習慣病と診断されてしまった自分が恥ずかしい。
食品は食べる楽しみと同時に身体を命を保持させる源である。
しかし栄養は取り過ぎても害になる。加齢と共にそのリスクは大きくなり、知らず知らずに脆くなった血管や臓器を侵食し、しまいには再生産できないような甚大な損傷に至ることもある。

飽食の時代、食べ過ぎ飲み過ぎては薬で治し、挙句太り過ぎてはダイエットの薬やエステで痩せようとする。考えてみれば人間の滑稽な行動ではある。

昨年の入院で、血糖値も血圧も高くコレステロールの数値も悪いと診断されてから徹底して生活改善に取り組んだ。あれから3ヶ月、やっと正常な状態にまで回復してきた。生活習慣病といわれる病のほとんどは、適正な量・質・バランスの良い食事と適度な運動で確かに治癒されることを実感している。

薬や検診数値のバロメーターもさることながら、食事療法・運動療法は的確に自然体を甦らせてくれた。「食欲という欲が過ぎれば病を得る。予防医学とは節度と見つけたり」である。

韓国が日本を目覚めさせてくれた日

韓国では大統領が先陣をきってアラブ首長国連邦(UAE)から原子力発電所プロジェクトを受注したり、仁川空港が世界最優秀空港になったり、またボリビアから早々にリチウム開発権益を獲得、現代(ヒュンダイ)自動車、サムスン、LG電子の大活躍等、国家一丸となって成長の道を驀進している。

我が日本では相変わらず政治は混迷の途にあるが、韓国力に触発され国家戦略はやっと胎動を始めたようである。
産業構造ビジョン2010によると2000~2007年迄の国内総生産(GDP)増加額48兆円のうち18兆、約38%が自動車関連産業によるものだったという。
このような産業構造では今後立ち行かないということで、昨年一本足構造から八ヶ岳構造へと新成長戦略5分野が打ち立てられ、2011年1月25日に「新成長戦略実現2011」が閣議決定された。

パッケージ型インフラ輸出・環境エネルギー産業・文化産業・医療産業・宇宙先端産業の5分野で10年後には149兆円のGDPを新たに生み出そうとの官民一体の壮大なプロジェクトだ。インフラの輸出に関しては、新幹線鉄道事業・原子力発電所・上下水道施設・災害防災・ロケット・環境都市システム等の成案が報道され始めている。

以前は韓国が「日本に追いつけ追い越せ」とがんばっていたが、近年、精神的なものも含め日本が韓国に見習うところは多い。両国共に切磋琢磨し新しい道を歩んでいきたいものだ。

食の暴力

昨今の雑誌やテレビのグルメ記事、グルメ番組のなんと多いことか。ミシュラン★★★★★店の美食体感やら、大食い決定戦やら、B級グルメ大会やら、これでもかこれでもかと、まさにわが国は飽食大国そのものである。

食が豊かなことはありがたいことだが、そこにはとんだ落とし穴があることも知っておくべきだ。若い時はいざしらず、ストレス発散も手伝ってついうっかりと食べ過ぎてしまうのだ。

食べ過ぎにより体内に必要以上に蓄積された栄養素は、時として糖尿病や脂質異常(高脂血症)を引き起こす。要するにドロドロ血液による病だ。

ところが痛くもかゆくもないから自分では全然気づかないし、「脂質異常症です」といわれてもピンとこない人が多い。それでそのまま放置してしまう。放置した結果、脂質がどんどん血管の内側にたまり動脈硬化になってしまう。ところが、動脈硬化になってもまだ自覚症状がないので自分が病魔に侵されていることに全く気が付かない。

そうしてついに迎えるXデー。ある日突然心筋梗塞や脳梗塞の発作を起こして、やっと脂質異常症の重大さに気づくというわけだ。時すでに遅し、不幸な現実と直面することになってしまう。

健康生活の維持には食事の栄養バランスと運動が大切なことは周知の事実である。美味しい誘惑に負けず腹八分、節操を忘れると自分を病気に陥れ死に至らしめる。サイレントキラーは自覚症状のないまま、ある日突然やってくる。
歳とともに惨めな自分と向き合うことにならぬよう気を付けなければ。

気象大異変と食糧危機

世界のあちこちで気象異変が起きている。その元凶は太平洋赤道付近の海水温が下がる「ラニーニャ現象」であると言うが、そもそもなぜ海水温が上がったり下がったりするのか?

毎年徐々に異変が多くなりつつあるように思われるが、本当に天災の頻度が増したのか、それとも通信技術の進歩で世界中の災害ニュースが放映される頻度が高まったからなのかよく分からない?

気象大異変による食糧の生産は各国で減少傾向にあり市場価格は暴騰、輸出どころではなく自国の消費だけできゅうきゅうとしてくるのではないか?
また、人為的ながら中国からの輸出制限はレアアースに始まり、飼料原料となるリン鉱石を含む化学肥料なども制限の対象になっているそうだ。

TPP(環太平洋戦略的経済連携協定)など自由貿易推進の動きがあるが、それとは裏腹にどうも先行き保護貿易の臭いも感じとれる。怪しい雲行きである。
わが日本では海底資源の開発や既存資源の再生技術を高めると共に、農業の自給率を上げ緊急事態の備えを怠ってはならないだろう。 備えあれば憂いなし。

春よ来い

この冬、裏日本では大雪に悩まされさぞ大変なことだろう。経済的にも大打撃である。
ここ甲斐の国では四方の山々の峰は白くなっているものの、ありがたいことに今のところ人里や町に雪の気配はない。

それにしても雨も雪も降らず晴天が続いているのでカラカラだ。
当初芝生だった我が家の庭は、樹木の生長による日陰でいつのまにか苔に淘汰されているが、その苔すらも乾燥してひび割れ風が吹けば地面から土ぼこりが舞い上がる状態だ。

しかし、今日は暦では種まき・植樹に吉とある。よく見ると枯れ木に春の兆しが訪れている。桜も桂も椿にも新芽や硬いつぼみが準備され、寒さに耐えふくらむ時をじっと待っているようだ。
まるで今の世の中のようではないか。あちこちで就職難やワーキングプアのニユースを聞く。早く人に優しい春が来てほしいものだ。

単純明快パーソナルメディアの拡大

スマートフォン(多機能携帯電話)・タブレット型多機能情報端末(タッチ式電子書籍端末など)に大きな動きが出ている。

アップルのi-phoneやアンドロイドOS搭載のスマートフォン、そしてアップルのipadや電子書籍端末といわれるシャープのガラパゴス・samsungのギャラクシー、さらにはマイクロソフト・LG電子・HTC・panasonic・富士通・NEC・東芝等も続々参入してくると言う。

これらの携帯電話や情報端末はいずれ一対型の商品が発売され、目的に合わせて着脱が可能になるものが出てくるだろう。モバイル回線についても3G回線からLTEやWiMAX といった高速回線も視界に入ってきたようである。

早い話が、大手の放送局が作成していた映像番組を、街の中小・零細会社でも平易に制作することができ、WiMAX が提唱している通信用シムをビデオカメラに搭載すればライブで番組中継も世界中に発信できるということなのだ。

印刷は印刷会社、デザインはデザイン会社、写真は写真スタジオと、それぞれの範疇に止まっていたのならビジネスの拡販は望めない。
もはや文字・図・写真・音声・音楽・映像のメディアミックスは当たり前の制作業務になりつつある。DTPとDTVは単純明快にして垣根なく生まれ変わることが可能な領域に入った。

生体時計

太陽が昇れば目覚め、陽が沈み暗くなれば休息・眠りの時間。生物達はそれぞれが持つ生体時計によりこうした自然の営みを繰り返している。

今まで漠然と生体時計、体内時計といわれてきたものが様々な研究・実験により科学的に解明されたようだ。

驚いたことに全身の細胞一つ一つに弱い時計機能の働きがあり、脳深部の視交叉上核(しこうさじょうかく)という所にある強力な時計が司令塔になって全身の時計を統括しているという。生体時計は遺伝子レベルで時間を管理しているのである。

近年、生体リズムと病気との関係が注目されている。
専門筋では、不眠・覚醒異常・うつ病、飽食などに伴うメタボリック・シンドローム、老齢による骨粗鬆症、発癌などの病気が、時計遺伝子と密接に関係しているという報告が相次いでいるそうだ。

グローバル化した社会の活動は24時間休むことがない。身近な生活の中でも深夜営業の店があり、これを利用する人達も多い。素人考えでは、自然に逆らう生活を「生活が乱れている」「不健康の元」と言いたいところだ。

狂った体内時計を元に戻すには朝日を浴びるのがよいそうだ。実体験からもやはり自然のリズムにのっとった生活をすることが健康生活の基本といえる。

理想のワイヤレス電力供給システム

オール電化時代、ほとんどの家電はコードを使いコンセントから電気を取っている。ごちゃごちゃしたコードは見えないように体裁よく隠す。仕事ではいくつものパソコや周辺機器の後ろでコードが渦を巻いているのが現状だ。

充電器もまた例外ではなくひも付きである。それでも充電器の進歩によって携帯電話などのポータブルな商品は移動中でも便利に利用できるようになった。

この充電をケーブルを使わずに非接触で、あらゆる機器で出来たらどんなに便利ですっきりするだろうか。

カフェのテーブルの上に携帯電話をただ置くだけ、コーヒーを飲んでいる間に充電ができる。こんなことを可能にするのが「ワイヤレス急速充電システム」である。

例えばテーブルなどにモジュール(装置)が組み込まれることで、携帯電話をコネクタに接続しなくても置くだけで充電ができる。短時間で充電できるだけでなく、ケーブルなどを使わないため他の電気機器と充電装置の共有もできる。

公共の場所やあらゆる店舗でも利用できるようになれば、電力供給の新しい社会インフラとして便利に利用されるに違いない。既に携帯電話にワイヤレス急速充電をするシステムを村田製作所が電界結合方式で実用化したらしい。

ワイヤレス充電には4つの方式(電界結合方式・電磁誘導方式・電波受信方式・共鳴方式)があり他メーカーでも自動車・家電・産業用ロボットなどにとそれぞれの方式で開発が進んでいるようだ。

待望のリニア新幹線

政治は相変わらずゴタゴタが続いている。そんな世の中でも新しい日本の未来的展望の要素は少しずつ見え初めている。

東北新幹線の開通、続くは九州新幹線全線開通など列島を貫く交通網の拡大もその一つだ。
他国では新幹線の導入・利用はまだまだこれからである。新幹線のインフラ技術の輸出は日本の先進性を世界に示すと共に、日本にとってすばらしい国家的プロジェクトである。
日本の新幹線技術・事業はほぼ完成期に入り、既に次世代リニア新幹線の稼動に向けて準備が進んでいる。

昨年、リニア中央新幹線のルートは品川と名古屋をほぼ直線で結ぶ南アルプスルートに決定した。完成すると品川~名古屋は東海道新幹線の1時間40分から40分に、品川~新大阪は2時間25分から1時間7分にと大幅に短縮されるようだ。

「そんなに急いでどこへ行く」とも思うが、現在ここ山梨から関西へのアクセスは何本かのルートがあるものの乗換えがありとても不便である。今回甲府近辺にリニア新幹線の駅が設けられる予定だ。完成すれば関西方面へ一直線で行けるようになる! リニアの開業時期はもう少し先のことになるがぜひ乗ってみたいものだ。

電気自動車(EV)普及元年!

環境に配慮された電気自動車の開発が世界中で始まり、リチウム電池の生産が一気に稼動しはじめた。
走行性能はかなり向上しているが、問題は家庭電源などでの一般充電では何時間もかかってしまうということだ。

ここで米国誌「タイム」は最近、韓国科学技術院(KAIST)のオンライン電気自動車を今年の世界最高の発明品50点の一つに選んだ。それは地下架線による電磁誘導で充電しながら走行できるというシステムで世界初と紹介されている。

家電業界でも電気自動車(EV)販売に乗り出した。今後は自動車もテレビや冷蔵庫と同じように電機機器扱いとなる。

ガソリンエンジン車を電気自動車に変更することも可能だ。これを手がける整備会社も登場。株式会社コスモウェーブでは、手作り電気自動車教室を開校し自動車整備会社に向けて講習を始めた。(写真)
ガソリンエンジン車を電気自動車に変更した車両は、国内での車検取得も可能なのだそうだ。

世界大転換の前触れ?

経済の本質は、「世を経(おさ)め、民を済(すく)う」の「経世済民」から「経済」の言葉は生まれたと言う。
しかしグローバル化した企業活動は国民の労働対価を食い潰しアンバランスな社会構造を創ってしまっている。さらには世界的経済戦争が益々深刻の相を呈してきた。

本年2011年の悩める世界の警鐘として
1. 米国ドルの崩壊
2. 欧州経済危機の連鎖
3. 中国で起きる不動産バブルの崩壊
4. 日本の国債暴落
のリスクを大前研一氏は挙げている。

アメリカはリーマンショック以降の金融資本救済のために米国債を乱発しドル紙幣を刷りまくっていることからドルが市場にあふれ出してきた。投機筋はそのマネーをアジアに還流し見せ掛けの経済活性を取り繕っている。

本年前半はぴょんぴょんうさぎのように景気の高揚がうかがえても、いずれドルの大暴落などで世界経済に嵐が起きるのではないだろうか?
自由主義経済はそろそろ秩序経済への大転換を余儀なくされるのではないだろうか?

その時アメリカの国債を大量購入している、中国や日本は食い潰されてしまうに違いない。どこからの不安定要素が先に暴発するのだろうか?・・・

この一年をありがとう!

田舎暮らしを始めて16年、本業の傍ら自給自足を謳い野菜作りやら果樹栽培などいろいろ農作業をかじってきた。一昨年は真夏の草刈で疲れ過ぎ帯状疱疹を発症してしまったり、今年は庭木の高枝伐採で木から落ちて骨折と、年齢をいたく感じるこの頃である。

骨折で一ヶ月半も長く入院している間、入れ替わり立替わりいろいろな人達が入退院していき、それぞれの人生模様を今垣間見るようであった。喜びや悲しみ、夢や希望というものは人生における一時の通過点ではなく、そこに人間の本質があるように思った。

気が付けば人生の折り返し点を過ぎたというのに、健康だった自分はひたすら時代と共に進み、何らの反省もなく当たり前のように過ごしてきた。
今回の事故は心身共に静かに自分を見つめ直す良いきっかとなった。

来る2011年は地球にとって大事な年のように思える。世界規模の気候変動、ハルマゲドン説も飛び交う中、世界経済も今の延長線上にあるとは思えない。
究極の時間の中で物事が動いていることに気が付いている人はどれだけいるだろうか?

新しい年を迎えるにあたり希望の未来がくる事を切に願う。
森羅万象、皆々様、この一年ありがとうございました。感謝!!

名残の紅葉

樹齢20年ほどだろうか? 大きな雌雄と思われる桑の木が二本、目の前の野原に立っている。
雌の木は夏に山ほど実をつけて疲れたのだろうか、既にすっかり落葉している。一方雄の木は例年一つも実をつけず、夏と同じようにようにふさふさと大きな葉を茂らせたまますべての葉がレモンイエローに変身している。陽に映えて見事な姿だ。

今年は紅葉が遅かった。とはいえ12月に入りさすがに燃えるような山もみじも散りつくし我が家の庭はオレンジ色の絨毯のように彩られている。やがては木枯らしがどこへともなくこれらを吹き飛ばしきれいに掃除をしてくれる。

入院して一ヶ月、骨折は順調に回復し一時外泊の許可もでた。
陽に誘われて外へでてみると山々の峰は既に白い。今年もあっという間に過ぎてしまったなぁー。師走の風が傷身に冷たい。

心の薬

心の病は本人にとっても周りの人達にとっても手の付けようもない悲しく厄介な病気である。

突然の不運な出来事、長期間にわたるストレスの積み重ねなどを原因として、深甚なる心の世界の有様は、時として心のバリアーが外れ、本人の「意識の秩序」を制御不能に陥し入れてしまう。

人間の意識は顕在意識、潜在意識、深層意識に至るまでの多階層であり、一部のレイヤーがショックによって断裂してもすべてがダメになるわけではない。正常な部分と非正常な部分が交錯することが問題なのである。

人間は「時」と「場所」と「人の縁」で生かされ生活をしている。そのどこかで、心の病は意識の疲労を元凶として計らずも起きてしまう事故であり、誰にも起こりうる事象である。

特効薬は新たな意識を目覚めさせ、意志を転じ破けた穴を塞ぐこと。意識の覚醒は限りない慈しみと知恵のことばによって成される。これこそが唯一意識を再生し甦らせる心の薬である。 

怪我の功名

先日庭木の手入れをするため、以前からほしかった丈の高い三脚を買い植木屋さんの真似事をしていた。何回か使用したがとても安定性が良い。
ところが調子に乗ってかなり高い所の枝まで剪定の手を伸ばしたのが失敗の元。
ちょっとした油断であっという間に木の枝といっしょに落下してしまった。
結果、全治2ヶ月の大腿骨複雑骨折。

今まで病院とはおよそ縁が無く定期健診なども一切受けたことがない。入院は生まれて始めての経験となった。

しかし今回の入院検査で血圧であるとか、血糖値であるとか、注意しなければ危うい点があれこれ見つかった。

骨折は不幸中の幸い、入院は今後の健康生活のためには良いきっかけとなった。それにしても当分の間は治療とリハビリの病院暮らしだ。なんともはや。

使えても使えない道具

昔の道具はバケツや桶、釜、ミシンなどにしても一度買えば一生物であった。電気製品が出回り生活はとても便利になったが、これらは高額の割りに寿命が短い。メーカーは性能アップやモデルチェンジで新製品の買い替えを促す。長く大事に使おうとしても古くなると危険を伴い、修理も度々となる。で、結局は買い替えてしまうことになる。

昨今、IT機器はその最たるものだ。プリンターが故障したので修理を依頼すると、既にその機種は販売中止となり部品が無いので修理不能だという。では新しい機種を購入しようとするのだが、今度はパソコンのOSが低いため新機種は接続できないというわけだ。

技術の進歩は結構なことだが、メーカーの思惑にユーザーは踊らされる。とりあえずはネットオークションで同機種を探し間に合わせたが、いずれパソコンもプリンターも新しいものを買い換えざるを得ないだろう。 まったく、なんとかしてくれー。

気晴しに歌ってみよう、沢田研二の「勝手にしやがれ」。これは何ともおもしろいネコキャラバージョンの映像を見つけた。
今日のキーワード:勝手にしやがれ   http://kingin.com

大根まつり

茅が岳丘陵で恒例の大根まつりが行われた(11月3日文化の日)。広域農道の沿線には農家のテントや直売所がたくさん設けられ産直野菜が並んだ。温泉を中心に家族で楽しめるイベントも行われ年々盛大になってきている。

普段は割と静かなこの沿線もこの日ばかりは終日車で溢れる。衝突事故も目撃してしまった。

やってくるのは人ばかりではない。寒くなるこの時期、エサを求めて猿達が山から降りてくる。森続きの畑に群れで姿を現しては、土から白い顔を出している収穫寸前の大根をあちこちかじってしまう。木の実と同じように自然の恵みと思っているのだろう。
命を繋ぐために大根をかじる。畑で見かけた5、6頭のあの猿達は家族だろうか? 猿も農家も切ない。 交通事故にあった人はもっと切ない。気をつけねば。

秋深し増富温泉

紅葉を探して山奥の増富温泉を訪れた。
昔、仙人が通ったと伝えられる通仙峡、10年ほど前は車がやっと通れるほどの細道で、一歩間違えば谷底に落ちそうな崖っぷちが続き大変恐い思いをして通った記憶がある。現在は別ルートで観光バスも通うりっぱな道ができた。
年に何回か訪れるが、紅葉のこの時季が一番味わい深い。本谷川渓谷沿いの森林遊歩道を散策し秋を満喫した後、温泉で温まれば天国である。
増富温泉はラジウムの含有量世界一を謳う。源泉は茶色でぬる湯、これに20~30分くらいじっくりとつかり、その後熱めのお湯に入って温まる。実際、神経痛やリウマチ、内蔵疾患にもよく効くとされる秘湯である。
「古湯」の看板が示すように昔から湯治の湯として知られ、武田信玄の隠し湯とも伝わっている。